買うとお高めな生チョコですが、実は作り方は簡単!
お菓子作りが好きというだけで管理栄養士の免許を取った私は、中でもチョコレートが大好きで今まで生チョコは何度も作ってきました。
チョコレートと生クリームの配合が気になって色々試してみた結果いきついた基本の黄金比率は
チョコ:生クリーム=2:1
です!
でも、チョコレートの種類によってはちょっと分量の割合を変更した方がいいこともあるので、本文で詳しくご紹介します。
チョコレートのお菓子ってきれいに上手に作るには温度調整を細かくするテンパリングが必要で大変ですが、生チョコはテンパリング不要で簡単にできるのが嬉しいところ。
とはいっても失敗しないわけではなく。
生チョコの失敗にありがちな分離を防ぐには3つのポイントが大切!
- チョコを溶かす温度が高い
- 混ぜるタイミングが早い
- 水分が入ってしまった
気を付けるポイントをご紹介していきますね。
ちょっとしたコツで失敗なしのおいしい生チョコを作っちゃいましょう。
市販のチョコでも十分おいしいんですが、チョコレートにこだわるとおいしさ倍増。
ゴディバも超えちゃうおいしさです。
最後に生チョコにおすすめのチョコレートもご紹介しています。
バレンタインのプレゼントにもおすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。
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生チョコの黄金レシピ
まずは基本のキとなるレシピです。
材料
- チョコレート…100g
- 生クリーム…50ml
- ココアパウダー…お好みで
チョコレートは、ビターかスイートがおすすめです!
ミルクだとちょっと甘くなりすぎます。
ビターだとすっきりした甘さにカカオの香りと苦みがきいておいしいです。
チョコレートは普通に買えるものでOK!
スーパーやコンビニで買う板チョコなら私は明治のブラックチョコレート派!
苦すぎないコクが好きです。
生クリーム200mlなら板チョコ何枚?
ちなみに、計りがなくても大丈夫!
明治やのロッテのガーナなどの板チョコは1枚50g。
生クリーム1パック(200ml)のものを使うならチョコレートは400gなので板チョコ8枚分。
小さめの生クリーム1パック(100ml)ならチョコレートは200gなので板チョコ4枚分。
材料の参考にしてくださいね。
作り方
ちょっと大変ですが、細かく刻んでおいた方が溶け残りや分離の失敗なく作れます。
カットするときのコツは包丁を温めること。
お湯につけたら水分をよくふき取ってから切ります。
作り方自体はシンプルなんですが、失敗なくおいしく作るためにはいくつかポイントがあります。
次のポイントも読んでから始めてくださいね!
生チョコの失敗は分離!分離を防ぐポイント
簡単でおいしくできる生チョコですが、失敗してしまうこともあります。
生チョコの一番の失敗は分離!
うまくできたものは上の③の段階でつやがあってなめらかですが、分離してしまうとチョコレートから油分が出てきてしまいなめらかとは程遠い状態に。
分離したものを固めても舌ざわりが悪くて残念な仕上がりです。
分離の原因
分離の主な原因は
- チョコを溶かす温度が高い
- 混ぜるタイミングが早い
- 水分が入ってしまった
です。
固形のチョコレートは油分・カカオバターの中に砂糖、粉乳、水分が混ざっていて絶妙なバランスを保っています。
このバランスがチョコレートのくちどけのよさの秘訣!
ですが、溶かす温度が高すぎると水分も溶け出してしまい、油分と分離してしまうんです。
分離をさせない生チョコ作りのポイント
分離させずに生チョコを作るには、生クリームの温度が大事。
ぐらぐら沸騰させずに、ふつふつしてきたら火を止めます。
温度が上がりすぎないようにチョコレートを入れる時には火を止めておくのがポイントです。
混ぜるタイミングが大事なのはチョコレートの中の固体のカカオバターだけを溶かして、その他の砂糖や粉乳の粒子は固体のままで分散させるためです。
温めた生クリームにチョコレートを入れたら一呼吸おいて、チョコレートに熱が伝わったら混ぜ始めます。
お伝えしたようにチョコレートは油分と水分が絶妙なバランスを保っているので、水気が入ってしまうとあっという間に分離してしまいます。
- 型に水気が残っていない
- 近くで洗い物などをして水分を飛ばさない
- 湯銭をする場合には蒸気が入らないようにする
こんなことを気を付けてくださいね。
電子レンジでは失敗しやすい!?
手軽に使える電子レンジは便利ですが、チョコレートを溶かすにはちょっと注意が必要です。
電子レンジは性質上加熱むらができやすいので、全部が溶け切らないうちに温度が高くなりすぎてしまって分離してしまうことも。
私の経験上、
チョコレート100g・生クリーム50mlを
耐熱容器に入れて
600ワットの電子レンジで40秒加熱
様子をみながら追加で10秒ずつ加熱
では失敗したことがありません。
でも、量が多いと失敗してしまったことがあります。
電子レンジで手軽に作りたい!という場合は少量から試してみてくださいね。
生クリームの割合による生チョコの仕上がりの違い
生チョコの黄金比はチョコ:生クリーム=2:1
迷ったらコレでやってみてください。
でも、仕上がりの好みによって調整もできます。
生クリームを多くすると柔らかい仕上がりになります。
柔らかいととろっとおいしい分、切るのは大変に…
柔らかくしたい時は、器に入れたり、こんな感じでタルトカップに入れて作ります。
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その場合の割合は
チョコ:生クリーム
=1.25:1
=5:4
チョコレート100g(板チョコ2枚)だと生クリームは80mlです。
あと生クリームの分量を考える時に気を付けたいのはホワイトチョコの生チョコです。
ホワイトチョコ:生クリーム=2:1
で作ると固まらないことがあります。
これはホワイトチョコはカカオの分量が少ないので、固まる力が弱いから。
ホワイトチョコを使うときはチョコレートの分量を増やして
ホワイトチョコ:生クリーム=3:1
がおすすめです。
ホワイトチョコ100g(板チョコ2枚)だと生クリームは33ml(約大さじ2)です。
ゴディバ超えの生チョコ作りにおすすめのチョコレート
普段用の生チョコにはスーパーで手に入る普通の板チョコを使いますが、ここぞ!という時にはチョコレートにこだわって作ります。
私の一押しはフランスのヴァローナ社のショコラ。
カカオにこだわって作られたチョコレート。
いくつか種類がありますが、気に入っているのが、ヴァローナ フェーブ カラク。
カカオ分56%でナッツのような香ばしさがおいしいです。
こちらの記事で、ヴァローナのチョコレートで作った生チョコを食べ比べしています。
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ちなみに、『フェーブ』はフランス語でそら豆の意味です。
楕円形の粒状の形になっています。
(気軽につまめるサイズなのでついついつまみ食いをしてしまいます)
刻む必要がない…ということなんですが、このままだとちょっと溶けにくいので私は軽く刻んで使っています。
元々粒状なので、刻むのも楽なのは確かです。
おわりに
自宅で手軽に作れる生チョコの黄金比率、失敗しないポイントについてご紹介しました。
ちょっとした注意は必要ですがテンパリング不要で簡単においしくできちゃう生チョコ。
バレンタインはもちろん、おうちのおやつにも。
おいしいチョコレートがあるって幸せです。
普通のチョコレートでも十分満足ですが、チョコレートにこだわると市販の高級チョコを超えちゃうおいしさです。
ここぞという時にはこだわってみてくださいね!
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