と思って、ヴァローナのチョコレートを3種類買って、生チョコの食べ比べをしてみました。
ヴァローナはフランスの高級チョコレートメーカー。
一流のパティスリーやレストランでも使われるチョコレートで、お菓子作り好きなら一度は使ってみたい憧れのチョコレートですよね。
今回使ったのは、
- カラク
- マンジャリ
- グアナラ
の3種。
ヴァローナのチョコレートだけだとつまらないかな、と日本メーカーの大東カカオのクーベルチュール(スイート)も加えて、全部で4種類の食べ比べをしてみました。
食べ比べの参加者は4歳の娘~70歳代の父親まで年齢層は色々。
2~4位はいくつかの意見に分かれましたが、一番人気は断トツで…
カラク
でした!
同じ条件で作ってみると、味だけでなく、テクスチャーの違いも明確に。
詳しくレビューしていきます!
食べ比べたヴァローナチョコレートの特徴
今回使用したヴァローナと大東カカオのチョコレートの特徴を表にまとめてみました。
チョコレートの種類(※1) | カカオ分 | 価格(100gあたり)(※2) | 特徴 |
ヴァローナ カラク | 56% | 671円 | 「まろやかな風味」ナッツのような香ばしさとカカオテイストのバランスのよい風味 |
ヴァローナ マンジャリ | 64% | 711円 | 「華やかさ & 酸味」フランボワーズやスグリなど、赤いベリー系の華やかな酸味と明るい色合いが特徴 |
ヴァローナ グアナラ | 70% | 696円 | 「深い苦味と香りの頂点」チョコレートらしいほろ苦さの極み、持続性のある力強い風味 |
大東カカオ クーベルチョコレート スイート | 51% | 289円 | 程よいビター感と甘さのバランスの良さ |
(※1)商品名をクリックすると今回購入したラッピングストア(コッタ cotta)(楽天市場店)の商品情報がみられます。これから出てくる商品名のリンクも同様です。
(※2)価格もラッピングストア(コッタ cotta)(楽天市場店)の購入価格から計算しています(2022年2月3日時点)。
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チョコレートを食べ比べた結果、一番人気はカラク!
生チョコにする前のチョコレートはこんな感じです。
食べ比べの生チョコレシピ
食べ比べに使った生チョコのレシピは、こちら。
材料
- チョコレート…100g
- 生クリーム…50ml
- ココアパウダー…お好みで
作り方
- チョコレートを刻みます。
- 生クリームを小鍋に入れて火にかけます。
- ふつふつ沸いてきたら(絶対沸騰させない!)火を止めて①のチョコレートを入れて、一息おいたらよく混ぜます。
- クッキングシートを敷いた型に流し込みます。
- 冷蔵庫に入れて冷やし固めます。(半日程度)
- 固まったらココアパウダーをかけて、好みの大きさにカットして完成!
分離しないポイントなど詳しい作り方はこちらの記事でご紹介しています。
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ヴァローナを使った生チョコ作りの注意点!
チョコレートはカカオ分が多いと非常に分離しやすいです。
今回使ったチョコレートの中では、特にカカオ分70%のヴァローナ グアナラは要注意!
生クリームを沸騰させてしまい、1回目は分離してしまったので、作り直しました。
こんな無残な姿になってしまいました…
分離させないために、2回目は
- チョコレートを細かく刻む!
- 生クリームを沸騰させない!
ように気を付けて作りました。
食べ比べた結果の1~4位まで!
食べ比べはこんな風に、名前を隠して実施!
A~Dの内容はこちら。
それぞれの順位はこんな感じでした。
4歳、8歳の娘たち①A ②B ③D ④C
40代の私、60代の母
①A ②D ③C ④B
70代の父
①A ②D ③B ④C
全員一致での1位はAのヴァローナ カラク!
カカオ分56%で苦すぎず、でもしっかりカカオの香りがありまろやか。
Bの大東カカオ クーベルチョコレート スイートはそれだけで食べるとおいしいと感じたと思います。
でもヴァローナと比べるとカカオの香りが…
甘さもちょっと強いです。
子供受けはよかったですが、大人にはちょっと物足りず。
Cのヴァローナ マンジャリはすっぱい!
最初ちょっとびっくり。
『ベリー系の華やかな酸味』とうたっているだけあります。
子供と父にはいまいちな評価ですが、これはこれでおいしいです。
食べていくうちに酸味にはまってしまいました。
Dのヴァローナ グアナラは一番カカオ分の多い70%。(先ほどお伝えしたように作るのがちょっと難しいです…)
がつんとくる苦みがあります。
甘さも控えめ。
でも、その苦みがじっくりおいしい。
ミルク多めのカフェオレに合わせたい感じ。
味だけでなくテクスチャーにも違いが!
生チョコの材料はどれもすべて同じ割合で作りました。
チョコ:生クリーム=2:1
です。
違いは味だけでなく、テクスチャーにもありました。
Bの大東カカオ クーベルチョコレート スイートはかなりやわらかめでココアパウダーをしっかりまぶさないと切るのが大変なやわらかさですが、他の3つは結構しっかりした硬さです。(といってもカチカチという訳ではないので、これでとてもおいしいです。)
この違いは、カカオ分の量。
カカオ分が多いほど固まる力が強いっていうことを再確認することができました。
おわりに
フランスの高級チョコレートメーカー、ヴァローナのチョコレートで生チョコを作って食べ比べをしてみました。
細かい順位は分かれましたが、全員一致の一番人気はカカオ分56%のカラクでした。
使ったチョコレートそれぞれに特徴があって、楽しい食べ比べになりました。
今回購入したコッタの楽天市場でもヴァローナの特集ページがあります。
ヴァローナにはまだまだ種類があるので、他の種類を試すのも楽しそうです!