という訳で子供とやってみました。
その名もメルトビーズ。
ビーズを溶かして固めて好きな形にできるというものです。
ネットで見てみると、「型に入れてオーブンに入れるだけ」、「簡単!」という声をたくさん見かけたので、気軽に取り組みました。
ですが…実は結構難しかった…
トップ写真の作品は3度目でようやく成功したものです。
失敗した経験を踏まえて、成功するポイントをご紹介します。
全て100円ショップで購入できる材料でできますよ!
材料
- 型
- ビーズ
- アルミホイル
型はシリコン型と使い捨てのアルミ型で試しました。
どちらでもきれいにできました。
アルミホイルは後述しますが、穴を開けるために使用しました。
穴がいらないなら不要です。
作り方
- プラスチックビーズを好きな形に入れる
- 210度のオーブンで15〜20分焼く
- オーブンから取り出して型ごと冷ます
- 冷めたら型から取り出して完成!
作り方自体はとっても簡単です。
子供には型にビーズを入れるところをやってもらいました。
ココに注意
- 独特の臭いがします。換気をしっかりしてください。
- ビーズの溶け残りが付着する可能性もあるので、食用の型と共有しない方がいいと思います。クラフト専用か使い捨てのものの方が安心です。
- ネットでみると400度と書いてあるサイトがあります。日本のオーブンで400度なんて無理ですよね。おそらく400℉(華氏)と書いてある外国語のサイトを翻訳したんだと思います。400℉(華氏)は204.44℃(摂氏)です。ですので、210℃で溶かしています。
失敗しないポイント
うまくいくかどうかはなんと言ってもビーズ選びにかかっています。
どんなビーズでもよい訳ではありませんでした。
うまくできたビーズ
クラフトコーナーに何種類ものビーズがありましたがそれではうまくいかず、うまくできたのは子供用のおもちゃが売っているコーナーにあったプラスチックビーズでした。
購入場所はDAISO、素材はポリスチレンです。
うまくいかなかったビーズ
アイロンビーズ以外は形が残ってしまってきれいに溶けませんでした。
一応表面は溶けて固まるので、これはこれで子供はキレイ!と喜んでいましたが…
アイロンビーズは簡単に溶けます。
5分ちょっとで元の形がなくなるくらいです。ですが、問題が2つありました。
まず、アルミ型にはベタッと張り付いて取り出せない。
そして、表面が変な形に溶けるので、仕上がりが美しくない。
仕上がりは柔らかいのであまりに気になる部分を切り落とすことはできます。
メルトビーズ作りの疑問
穴はどうやって開けたらいい?
アイロンビーズ以外は冷えるとかなりカチカチになります。
サンキャッチャーのように窓際に吊り下げたかったので穴を開けたかったのですが、特別な道具がないととても穴は開けられるません。
穴が開いた状態で溶かす方法を考えました。
ハトメの金具を使っている例もありましたが、そんな特別なものを使わなくてもアルミホイルがあればできます。
まずアルミホイルを細長く切ります。
それをクルクル丸めて小さい円筒形にします。
これを穴を開けたい場所において溶かせばOKです。
溶かして冷えた後に取り出します。
くるくる回すようにすると取り出しやすいです。
端っこが残ってしまうこともありますが、爪楊枝でこそげればほとんど気にならないくらいまでになります。
油は塗る必要がある?
サイトによっては、型に油を塗ると書いてありました。
そこで油あり、なし両方でやってみました。
結論としては油は不要です。
ほとんどのビーズで油なしできれいに型からはずれます。
例外はアイロンビーズ。
シリコン型からはそのままできれいにはずれますが、アルミ型は油があろうがなかろうがいずれにしてもダメでした。
ダメなものはダメということです。
まとめ
ビーズ選びさえ間違えなければ簡単にできます。
かなり高温での加熱になるので、火傷にも十分気をつけてお楽しみくださいね。